教育関係に精通していて、デザインも良くてわかりやすいところがサイト制作を依頼したポイントでした。
早稲田大学 基幹理工学部 機械科学・航空宇宙学科 細井厚志先生
最先端科学とその上に立脚した高度技術の探求を通じて、日本、そして世界の明日をリードする人材の育成を目指している早稲田大学基幹理工学部 機械科学・航空宇宙学科。教授であり、広報を兼務(当時)されている細井先生にお話をうかがいました。
情報発信が重要な時代。入試情報などもネット検索される中、大学に頼るのではなく学科から情報発信していこう、という話が内部でも出ていました。ですが、予算が工面できずに先延ばししている間にWebサイトが取り残されている状況に。
今回チャンスが生まれ、入学希望の受験生や興味を持っている企業の方、そして何より専攻を迷っている1年生により良く情報を発信したいというのがリニューアルの背景でした。
もう一つ、留学生の方も増えてきたので海外の方への情報発信ですね。学科としてはまだやっていませんが、これからは英語で講義をしなくてはいけない時代なので、海外からの留学生もターゲットにしていきたいと考えています。
デザインと予算の2点を重視しました。インターネットで探していたら御社のホームページを見つけ、実績などを見て教育関係を沢山制作していてデザインもいい。新入生を呼ぶためのアイデアや在学生に向けてのアナウンスなど、そういったノウハウを持っていると思いました。
やみくもにただ企業のホームページを作ってます、というところもありますが、そういうところよりも教育関係のWebサイト制作に関する知識をお持ちなところが評価ポイントでした。
学科では教員が持ち回りで広報を担当しています。私が当時の担当で御社と進める際の窓口を務めました。
そのため素人なのでレスポンスが遅くて申し訳なかったです。大学教員はアクションが悪いので(笑)それを何も言わず丁寧にやってくれました。
苦労したのは各学科の教員との調整やコンテンツ集めですね。
もともと情報はあったけど、それを基本としながらリニューアルする中で、内容を新しくするところもあるので。また、学科のサイトなので間違いはもちろんNGですよね。その辺の細かい文章に気を配るのが大変でした。
デザインが良くできて、学科の教員の評判も非常にいい。モダンで新しいページになりました。学生からも格好良くなりましたね、と感想をいただいています。
AIとかが発達して情報系の学科が人気なので、本学科の広告戦略の1つとしてのリニューアルでしたが、要点をしぼってわかりやすく伝える。伝えたいことは沢山あるけどそれに強弱をつける。ターゲットがわかりやすくなるように学科の学生向けなのか、受験生向けなのか、という点にもこだわったので、最も力を入れたかった1年生への本学科の認知度向上の役割を果たしてくれればと思っています。
お知らせ(ニュース)機能を充実してもらったので、その辺を発信していきたいと思っています。英語サイトも制作したので、海外向けの発信ということでできるのかな?
今回のリニューアルでアクセス解析ができるようにしていただき、スマホからの閲覧が多いことや、各教員の研究室へのアクセスがトップページに次いで多く、皆さんの興味もわかりました。今後は各研究椅室の研究内容の紹介とかアクセス解析を参考にページを充実していくつもりです。
早稲田大学 基幹理工学部 機械科学・航空宇宙学科
早稲田に3学部ある理工学部のうち基幹理工学部に所属し、1年生は学部として学び、2年生への進級タイミングで専攻(学科)を選択する機械科学・航空宇宙学科。 基礎学問を大事にしていて、1年生では数学、物理を中心に学び、2年生以降は「材料力学」、「流体力学」、「熱力学」、「機械力学」の4力を実験、製図などを通して専門性を高めていく。 また、航空宇宙といういわゆる最先端科学技術を学ぶことができ、基礎から最先端までを学べる。 進路、就職先は自動車メーカーや重工メーカー、電気電子のほか、エアライン、材料関係ものほか、インフラ関係、建設、さらにJAXAや国の研究所など幅が広い。 機械を動かすのには様々な知識が必要で、制御、材料、有体など総合的に知っている本学科の卒業生は企業からの受けはよいが、カリキュラムも厳しく学生の皆さんは日夜必死に学んでいる。
https://www.amech.waseda.ac.jp/